2学期

9月

9月6日(金)

 6時間目の学活の時間は、体育祭に向けてクラス最良の時間が設定されていました。応援のうちわ作りを行っているクラス、作戦会議を行っているクラス、少しでも練習しようとグラウンドに出て大縄跳びの練習をするクラスと、時間の使い方は様々でしたが、どのクラスからも「優勝したい!」という熱い想いが伝わってきました。体育祭本番まで残り1週間。「結果によらず、全ての人を全力で応援しましょう」という体育委員からの呼びかけに、クラス全員が「ウオオオ!」と雄たけびを上げている姿が印象的でした。

 一つだけ心配なのは、市内全体で風邪様症状による体調不良者が増えているそうです。新学期が始まって1週間が経ったことに加えて季節の変わり目もあることでしょう。体調管理には十分気を付けてください!

「負けたくないことに理由って要る?」・・・日向翔陽(「ハイキュー!!」)

9月5日(木)

 今年の体育祭のスローガンは「聲(KOE~協力・思ひ出・笑顔)ーチグハグでトキメキの体育祭 目指すは笑利の金メダル」です。1学期の終わりに体育委員の生徒たちが話し合って決めた力作!「(K)協力」「(O)思い出」「(E)笑顔」が合わさって一つの「聲」が生まれるという発想がとても素晴らしいと思います。勝負ごとですから勝ちたいと思うのは当然、しかし、その大前提として生徒全員で心を一つにしようという思いがあふれています。今年の大原中のキーワード「笑利の金メダル」のとおり、みんなで笑って思い出に残る体育祭にしたいですね!放課後はどのクラスも応援旗づくりに励んでいました。クラスカラーに合わせたキャラクターがデザインされた旗はどこも見事なデザインで完成が待ち遠しいです。今日も全体練習があって慌ただしい一日でしたが、どの生徒も笑顔いっぱいで、こちらが元気をもらうことばかりです!

「この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う 笑う門に訪れる何かを愚直に信じていきていいと思う」・・・高橋優(「笑顔」)

9月4日(水)

 体育祭の放課後練習が始まりました。今日はどのクラスも大繩に取り組んでいます。まだ呼吸が合わず、回数を跳べずに、四苦八苦しているクラスが多かったようでした。しかし、これが後一週間で驚くほど上達するのでしょうね。当たり前の話ですがこのクラスで大繩を跳ぶのは今年が最初で最後。つまり皆さんは「期間限定の運命共同体」なわけです。一生に一度のこのメンバーで共にする運命をぜひ楽しんで、そして大切にしてほしいと思います。何回跳べるか、もちろんそれが大事なのでしょうが、誰と一緒に跳べるかという思い出を作れるのも貴重な経験のはずです。チームワークは誰かから与えられるものではなく、お互いの意見をぶつけ合い、理解し合い、高め合った先にあるはず。是非最高のチームワークを魅せてください!

「ひとりで見る夢は夢でしかない。みんなで見る夢は現実となる」・・・オノ・ヨーコ(芸術家)

9月3日(火)

 体育祭の学年練習が始まりました。生憎、今にも降り出しそうな曇天でしたが、生徒たちの元気な掛け声がグラウンド中に響き渡ります。中でもA先生のテンションは、初日というのに天まで突き抜けそうな勢いで、その姿を見た生徒たちもはちきれそうな笑顔で練習に参加していました。運動が得意な生徒もいれば苦手な生徒もいます。でもそうしたこと関係なしにみんなが心を一つにして共通の思い出を創り上げるところに学校生活の大きな学びがあるのだと思います。まずは大人が率先して生徒たちを盛り上げていく姿に、体育祭で素敵な思い出が創れるという確信が生まれました。それにしてもA先生、テンションMAXなのはよいですが、くれぐれも怪我だけはしないでくださいね!

「友達とは、あなたの欠点を愛してくれる人のこと」・・・チャールズ・シュルツ(アメリカの漫画家、「スヌーピー」の原作者)

9月2日(月)

 オンライン朝礼が行われ、その中で、先日のさいたま市中学生英語弁論・暗唱大会で中央大会に出場した5名の生徒が英語によるスピーチを行いました。始まる前は全校生徒の前での発表ということで、皆「いやだいやだ」と駄々をこね、逃げ回っていましたが、いざカメラの前に立つと5人とも堂々と、表情豊かな発表を行うことができました。場数を踏むたびに上達している様子がはっきりと感じられました。それにしても、一昨日の吹奏楽部の演奏もそうでしたが、大原中の生徒たちのこの本番の強さはどこから来るのでしょう?日頃からお互いを認め合い尊重し合っている環境が醸成されているからではないかなと感じました。それぞれの可能性を認め合い高め合っていければ生徒のみなさんの可能性はもっともっと広がっていくはず。大原中をそんな学校にしていきたいと思いました。発表を終えて生徒が戻った教室から大きな拍手が聞こえていたことがとても嬉しかったです。

「ほかの誰かの元気な笑顔のために自分が生きていることを、私たちは知っている。それが自分の幸福を支えてくれていることも」・・・アルベルト・アインシュタイン

8月

8月31日(土)

 「第74回社会を明るくする運動~講演とコンサートの集い~」が浦和コミュニティセンターで開催され、本校吹奏楽部が出演しました。運動のシンボルである「幸せの黄色い羽根」を全員が胸に付け、「青と夏」「銀河鉄道999」「ルパン三世のテーマ」「パイレーツ・オブ・カリビアン~彼こそが海賊」「名探偵コナン」の5曲を熱演しました。さらに、会場からの万雷のアンコールに応えて「宝島」を演奏。来場した方たちから「素晴らしい演奏でした」「元気をもらいました」という声をたくさんいただきました。社会を明るくする基本はこした子どもたちの笑顔なのではないでしょうか?子どもたちの笑顔が周りを笑顔にし、そしてその輪がどんどん大きく広がっていくことで、我々の世界がもっともっと楽しいものになっていってほしいと思います。

 今学期も大原中の元気をどんどん地域に、そして世界に広めていきましょう、めざせ、宇宙大原中化計画!

「もしも君が微笑んだなら、人生は生きる価値がまだまだあるってことが分かるだろう」・・・チャールズ・チャップリン

8月30日(金)

 9月1日の防災の日を前に、本日の6時間目を使って「シェイクアウト訓練」と「集団下校想定訓練」が行われました。「シェイクアウト訓練」とは、地震発生時を想定して「頭を低く、頭を守り、動かない」スキルを身に付けるための訓練です。「集団下校想定訓練」は、緊急時に同じ方面に下校する生徒たちで分かれ集団で安全に下校するために行われます。私も東日本大震災が発生した時、生徒たちと一緒に下校したことがありますが、安全なはずの通学路のあちらこちらに断層ができていたり、ブロック塀が崩れていたりしているのを目撃し、大変な恐怖を覚えました。当たり前の日常は、いつ途切れてしまうかわかりません。万が一に備え、ご家族で防災用品の備蓄や、避難した際の集合場所について、しっかりと話し合ってみてください。

「物事を必要以上に恐れたり、全く恐れを抱いたりしないことはたやすいが、物事を正しく恐れることは難しい」・・・寺田寅彦(物理学者)

8月29日(木)

 今日は全学年で身体測定がありました。廊下で順番待ちをしている生徒たちに話しかけると、わずか1か月の間で急激に背が伸びた子がいることにおどろかされます。中学校時代が心身ともに大きく成長する大切な時期。よく食べよく寝るのと同じくらい、「よく笑うこと」も大切なのだそうです。笑うことと成長ホルモンの分泌の関連は科学的に証明されているのだとか。

 特別支援学級の生徒たちは、プール脇の畑の手入れをしていました。夏休みの間に伸びきった雑草をせっせと抜いています。そして畑には大ぶりの実をつけたたくさんの枝豆!見るからに美味しそうです。それに気付いたのか、早速生徒が校長室に持ってきてくれました。家に帰って茹でるのが楽しみです!

「自分が愛されている、好かれていると感じることで、自我の成長があります」・・・加藤諦三(社会学者)

8月28日(水)

 2学期が始まりました。久しぶりに制服に身を包んだ生徒たちの元気な声が校舎に響いています。オンラインで始業式が行われ、各クラスで校歌を斉唱しました。こんがり日焼けした生徒たちの姿も多く見受けられ、充実した夏休みを過ごしていた様子が伺われます。始業式に続いて行われた表彰は数が大変に多く、予定の時間を大幅に超過することに、これも嬉しい誤算です。さらにこの夏さいたま市の代表生徒としてニュージーランドに派遣された生徒による帰国報告会も行われました。日本とはま逆、真冬のニュージーランドでホームステイや現地の中学生たちとの交流をとおして多くのことを学び感じ取ることができたようです。「英語を喋れなくても心で意思を通じ合うことができました」という言葉が印象的でした。本当のグローバル社会とはやはり心のつながりですね!

「小さな出会いを大切に育てていくことで、人生の中で大きな出逢いになることもあります」・・・千利休

8月22日(木)

 さいたま市中学生英語弁論・暗唱大会が市立鈴谷公民館で開催され、本校からも1年生から3年生まで5名の生徒が参加しました。皆、前日の練習までの緊張がうそのようにこの日はリラックスした表情で、流暢な英語で発表を行うことができました。結果は見事5名全員が中央大会出場決定!これは滅多にない快挙で、会場にいた学校関係者たちからも驚きの声が上がりました。今年の夏は運動部だけでなく、演劇部や吹奏楽部、美術部も見事な結果を残し、大原中学校が運動面だけでなく、文化面でもその実力を市内に大きくとどろかせてくれました。もうすぐ夏休みも終わり2学期が始まります。この夏休みの経験を生かして、2学期もさいたま市中に、否全世界に大原中旋風を巻き起こしょう!

「子どもたちの可能性や夢は無限大です」・・・石飛文太(島根県立大社高校野球監督)

8月10日(土)

 関東中学校水泳競技大会が、栃木県宇都宮市の日環アリーナ栃木で開催され、本校生徒が男子バタフライ200mに出場しました。国体でも使用された立派なプールで、自己ベストのタイムをたたき出し、見事グループ1位でフィニッシュ!惜しくも決勝進出とはなりませんでしたが、これまで努力してきた成果を十分に発揮できたためでしょうか、レース後は非常に清々しい表情をしていました。努力は人を裏切りません。例え今回は満足いく結果が残せなかったとしてもいつかは、もしくは別の場面で、「頑張ってきたことが報われた!」と思う瞬間が必ずあるはずです。この夏、色々な場所で大原中学校の生徒たちの頑張っている姿からたくさんの元気をもらうことができました。多くの3年生はこれで部活動を引退することになると思いますが、これまで歩んできた一人ひとりの「軌跡」を大切にしてほしいと思います。そのことがいずれ皆さんにとてつもない「奇跡」を起こすと信じて…。

「結果を気にする前に、今やるべきことに夢中になること。それが冒険に必要な態度」

・・・ボビー・バレンタイン(元千葉ロッテマリーンズ監督)

8月9日(金)

 ソフトボール夏季大会の準決勝が荒川総合運動公園で開催されました。ここまで快進撃で勝ち進んできた本校ソフトボール部は、今日は相手にリードを許す苦しい展開ながら、終盤反撃に転じ、1点差まで追い上げることができました。惜しくも70分という試合時間制限のため、決勝進出とはなりませんでしたが、今回の経験は必ず次につながることと思います。例年にない酷暑が続いていますが、暑い夏を熱い思いで過ごした生徒たちは、2学期以降大きな成長をみせてくれうことでしょう。

 夏休みも早折り返し。生徒の皆さんはこの夏、忘れられない思い出ができましたか?まだという人は、是非外に出て、素敵な体験をしてください。今日は「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの誕生日であることから、「ムーミンの日」と定められています。そんな「ムーミン」からこんな名言を・・・

「大切なのは、自分のしたいことがなにかを、わかっているってことだよ」・・・スナフキン

8月8日(木)

 関東中学校陸上競技大会が東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場で開催され、本校の生徒が1年女子100mに出場しました。競技場には各地から多数の応援団がつめかけ、大きな歓声や拍手が選手たちに寄せられていました。そしてさすがに各都県の代表として関東大会に出場するだけあって、どの選手も素晴らしい走り!県大会では断トツのタイムでも、予選を突破するのさえ厳しい状況です。レース後、出場した本校の生徒は悔しい表情を浮かべていましたが、このフィールドに立つまで一生懸命練習し、努力を重ねてきたからこそ味わえる悔しさというのもあります。この経験を学校に戻って仲間に伝え、切磋琢磨しながらさらに高い場所を目指してほしいと思います。今行われているパリオリンピックのメダリストの多くが、過去の挫折をバネに這い上がってきた経験を口にしているように、今日の自分を超えていこうとする思いがある限り、人は進化しつづけるのでしょう。

「悔しい時は過去を思い出す、いつも過去の自分を超えたいと思っているから」・・・コービー・ブライアント(アメリカのプロバスケットボール選手)

8月2日(金)

 大宮国際中等教育学校にさいたま市内の全小・中・中等教育学校の代表が参集し、「さいたま市ストップいじめ!子どもサミット」が開催されました。本校からも代表生徒が参加し、「あったか言葉の寄せ書き」や「心あたたまるポスター作り」といった実践について発表しました。またグループワークで他校の児童生徒と積極的な意見交換を行い、いじめのない学校づくりの実現に向けて考えを深めることができました。大人の社会でも先日、ある有名芸能人が別の芸能人を誹謗中傷したコメントをSNSに挙げたことが大きな問題となっています。いじめを起こさない基本は、「相手の心に寄り添い、その立場を尊重する」という極めてシンプルなことなのではないでしょうか?今回代表生徒が発表してくれた「あったか言葉」が学校中に広がり、大原中学校から「いじめ」という概念そのものがなくなってくれることを願っています。

「優しさとは、耳の聞こえない者も聞くことができ、目の見えない者も見ることができるんだ」・・・マーク・トウェイン(アメリカの作家)

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