1学期

7月

7月29日(月)

 女子バレーボールの県大会が深谷ビッグタートルで行われました。初戦をストレート勝ちで突破した女子バレー部の生徒たちでしたが、この日も強豪のクラブチームを相手に大接戦を演じました。惜しくもセットを奪うことはできませんでしたが、しかし最高の仲間たちとここまで頑張ってきたからこそ見られた景色があったことでしょう。仲間たちと切磋琢磨し、一緒に汗をかき、一緒に喜び、一緒に涙した日々は、きっとかけがえのない宝物として皆さんの心に残ることでしょう。

 女子バレー部の皆さんは、今日このコートで見た風景を忘れずに覚えておいてください。いつか皆さんが壁にぶつかった時、今日のこの映像が、きっと皆さんを良い方向へ導いてくれることでしょう。

7月29日(月)

 荒川総合グラウンドで野球の夏季大会が行われました。野球部にとって新チームになって初めての大会となります。見事1回戦に勝利し臨んだ2回戦でしたが、惜しくも敗退。しかし最後まであきらめることなく全力のプレーを続け、最終回には見事な追い上げを見せることができました。敗れたことは確かに悔しいことでしょうが、その悔しさをバネに「次はこういう試合をしたい」「次はこういうプレーをできるようにしたい」という思いをもって練習に励んでください。人たくさんの悔しさや挫折を繰り返しながら成長してきました。野球部が新人戦に向けてどのようにアップグレードしていくのか、とても楽しみです。

 今年一番の暑さの中、空はいつもより高く青く、たくさんのトンボが飛び交っていて早くも秋の気配でした。

7月23日(火)

 男子バスケットボールの県大会が桶川サンアリーナで行われました。対戦相手は強豪で身体も大きく、厳しい試合展開となりましたが、本校の生徒たちはそれに臆することなく果敢に挑みました。第1ピリオドは相手をリードして終えましたが、第2ピリオドに逆転を許し、以降は追う展開に。最大10点差をつけられましたが、生徒たちは決してあきらめず、第4ピリオドに怒涛の追い上げを見せ、ついに1ゴール差まで詰め寄ることができました。選手もベンチも応援の生徒も保護者も、そして気が付けば市内の他中学の生徒まで、心を一つにして大原中に大きな声援を送っていました。生徒の皆さん、本当に感動をありがとう!

 今回、日程の都合で、どうしても応援に行けなかったサッカー、女子バスケット、柔道、水泳に出場した生徒たちも大健闘をみせてくれたと報告が入っています。その頑張りに拍手!

7月22日(月)

  所沢市民体育館で男子剣道団体戦の県大会が行われました。体育館は冷房が効いているとはいえ、防具を身に着けて戦うのは相当な暑さだったと思います。しかし生徒たちは集中力を切らすことなく、大声をあげて足を前へ前へと出していました。一瞬の隙を見逃すことなく積極的に打突を繰り返す姿は、正に圧巻!残念ながら僅差で敗れはしましたが、最後に大将戦で連続で2本決め勝利した姿には、3年生の意地を感じました。これからまた新チームで一からのスタートとなるのでしょうが、3年生のこうした意地を是非後輩の皆さんには引き継いでもらいたいと思います。また、これで引退となる3年生も中学校時代に叶えられなかった思いを(例え剣道とは違う形だったとしても…)次のステージで花開かせることを願っています。

7月21日(日)

 連日県内各地で県大会が行われている一方、既に新チームが始動し、秋の新人戦を目指した取組を行っている部活動もあります。

 ソフトボール部はこの日、市内の中学校で練習試合を行っていました。ここ数日うだるような暑さが続いていますが、生徒たちは明るく大きな声で「おはようございます!」と声をかけてくれました。この明るさが大原中生の大きな魅力なのは間違いありません。こちらも暑いなんていっていられず、本気で応援させてもらいました。

 この日は新チームになって初めての練習試合だったそうですが、その明るさと勢いのまま見事に圧勝!新人戦での大活躍が早くも予想される見事なゲームメイキングでした。

7月20日(土)

 陸上競技場の隣りの熊谷ドームでは、女子ソフトテニスの県大会が行われていました。大原中学校からはダブルス2ペアが出場。室内とはいえ、冷房設備はなく、観客も汗だくでの応援となりました。生徒たちはそんな中でも集中力を切らすことなく、両ペアとも初戦を突破!一瞬の油断や判断ミスが勝負を左右する繊細な競技です。また右へ左へ前へ後ろへと試合の間中駆けまわって、相当な体力を消費したと思いますが、出場した4人とも笑顔で声を掛け合いながら、全力のプレーを続けていた姿が清々しく印象的でした。

 熊谷スポーツ文化公園の敷地内には広大なひまわり畑があり、今正にたくさんの大輪の花を咲かせていました。暑さにも負けず、ひたすら太陽を見上げるその姿に大原中の生徒たちの姿が重なって見えました。

7月20日(土)

 学校総合体育大会の陸上競技県大会が熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で行われました。この日は男子1500mと女子100mハードルの2種目に出場。それにしても熊谷は噂通り暑い!真夏の強い陽射しが照りつける中、どの学校の選手たちも最高のパフォーマンスを見せようと必死な様子でした。

 大原中学校も大勢の陸上部員が応援に駆け付け、夏の暑さに負けない熱い応援を送り、出場した選手も見事な結果を残してくれました。今年も異常気象と言われる暑さが続いていますが、そんな中でもみんなで心を一つにした夏の記憶は、きっと熱い思い出として生徒たちの心に刻まれたことでしょう。

7月19日(金)

 70日に渡った1学期も今日で終わり。終業式がオンラインで行われました。式に先立って行われた表彰では、数十人の生徒が列を作り、1学期の大原中学校の大躍進ぶりを伺い知ることができました。

 学活では担任から生徒一人ひとりに通知表が温かい言葉とともに手渡されました。通知表の結果に満足した人も課題が見つかった人もいるでしょうが、2学期さらに飛躍できるよう、夏休みも規則正しい生活を心がけましょう。

 夏休みは自宅で過ごす時間が長くなると思います。是非家族同士の会話を大切にしてください。どのような話題でも結構ですから、たくさん会話をして家族の絆を深めてもらえればと思います。

 身体に気を付けて!2学期も元気で会いましょう。

7月18日(木)

 今日は各学年で1学期最後の学年集会が開かれました。2年生の集会では学年の先生からこの1学期の間に生徒たちが頑張ったことと反省点が挙げられ、その上で、2学期以降は大原中学校の中心として仲間を思いやる気持ちを大切にしようという話がされました。明後日か長期休暇に入りますが、その期間を使って2学期以降自分自身のどのような点を伸ばしていくか、課題克服を図るか、しっかりと考えてもらいたいと思います。

 4時間目は大掃除を行いました。1学期の間に自分たちが使った教室や廊下を一生懸命きれいにしている姿が印象的でした。場を清めることで心も清められていくような気がします。気持ちよく1学期を終え、楽しい夏休みを迎えましょう!

7月17日(水)

 今学期最後の生徒朝会が行われました。今回は、緑化委員会から1学期に行った「忘れな草プロジェクト」、「ハンノキプロジェクト」、浦和区の花ニチニチソウと大原中学校のシンボルであるナデシコの花を植えたことについて説明した後、花にまつわるクイズを出題しまいた。ナデシコの花ことばは、「無邪気」「純愛」なのだそうです。何事にもひたむきに地道な努力を重ねる大原中学校の生徒にぴったりの言葉だなと感じました。無邪気な心で自分の「好き!」を追いかけた先に、清らかで美しい、世界に一つの「愛」を見つけてほしいものです。

 昨日から短縮日課となり、授業は午前中で打ち切りです。午後は学校のあちらこちらから生徒たちの元気な声が響いています。1学期を気持ちよく終えて、楽しい夏休みを迎えましょう!

7月16日(火)

 1学期も最後の週となりました。今日は3年生卒業アルバムの部活動写真の撮影が行われました。3年間苦楽をともにした部活動の仲間たちと笑顔で写真におさまっています。

 昨日と同じ、当たり前の日常が続いている中で、こうした「卒業」を意識させる行事が入ると、ああ本当に来年の3月で大原中学校を卒業するんだ…と実感しますよね?誇らしいようでもあり寂しいようでもあり、なんとも言えない複雑な心境になるのが中学3年生のこの時期なのでしょう。否が応でも「受験生として…」とか「中学校生活最後の…」といった枕詞が付くようになるのでしょうが、是非3年生の皆さんには「当たり前の一日」を大切に積み上げていってほしいと思います。なんてことのない当たり前の一日がいつしか掛けがえのない思い出に変わります。数年後、数十年後、笑顔で中学生時代を振り返れるようになってほしいものです。

7月11日(金)

 1学期最後の生徒委員会が開かれました。自治委員会では、1学期の生活について振り返りを行うとともに来年度からの通学カバンのルールについて見直しを行っていました。

 本校ではこれまで3WAYバッグを学校指定として定めてきましたが、バッグや教材類の重さや肩と背中にかかる負担、タブレット等精密機械類の持ち帰りの必要性などから通学カバンをリュック型に変更、もしくは自由化とする学校が増えています。生徒たちも業者から取り寄せた最新バッグの重さや機能性を確認しながら、新しい通学カバンのルールについて積極的に意見を出していました。

 職員室前に業者からお預かりしたリュック型通学カバンの見本を展示していますので、興味のある人は、是非手に取って確かめてみてください!

7月10日(木)

 校長室の胡蝶蘭がここ数日で一挙に開花しました。その名のとおり、真っ白な蝶が飛び交うようにも見え、とても華やかな雰囲気です。胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛び込んでくる」。校長室には毎日たくさんの生徒たちが訪れてくれます。一日で一番幸せな時間。毎日あふれるほどの笑顔と元気を届けてくれる大原中学校の生徒たちの明るさが、この胡蝶蘭の花たちを咲かせてくれた気がしてなりません。

 大宮第二公園では、硬式テニスの県大会が開催され、本校の生徒も出場しました。1回戦を見事ストレート勝ち!右へ左へ前へ後ろへとコート内を俊敏に動き回り、着実にポイントを重ねていました。最後まであきらめないその姿に感動!

 今日も蒸し暑い一日でしたが、生徒たちの元気な姿をたくさん見ることでき、心には爽やかな風が吹いた気がしました。

 

7月10日(水)

 大原中学校では令和8年度より制服の変更を検討しています。現在、全校生徒、保護者、教職員を対象に制服変更に関する意識調査を行っていますが、その参考にしてもらおうと、1階生徒玄関前に様々な制服の見本を展示しています。休み時間には多くの生徒が、実際に制服の生地や色合いのコーディネートを確認しに訪れていました。保護者の皆様もご来校の際は是非ご覧ください。ジェンダーレスや多様性、選択の自由といった昨今の風潮や、機能性での見直しの必要性から、現在、市内の多くの学校でも制服の見直しが行われて中、本校も「これまで」の伝統を受け継ぎながら、「これから」の大原中の在り方についても、生徒主体で積極的に議論をしていきたいと考えています。

 因みに多くの生徒から、「この制服の中のどれかになるんですか?」と質問されましたが、ここにあるのはあくまで「サンプル」ですので、お間違えのないように…。 

7月9日(火)

 1年生が国語の授業で「ビブリオバトル」を行いました。これは10年ほど前に京都の立命館大学で始まったブックトークの一つで、それぞれが「みんなに読んでもらいたい本」についてプレゼンを行い、グループの中で一番多くの人から「読みたい」という票を獲得した人が勝ちというゲームです。それぞれが「読ませたいポイント」をしっかりと抑えながら、原稿なしでプレゼンを行っています。よどみなく話すその話し方に聞いているこちら側も思わず引き込まれました。プレゼンの様子はグループのメンバーが動画で撮影し、この後、話し方や表情について確認するそうです。自分にとって好きなこと、面白いこと、楽しいことを周囲に理解してもらえるのは嬉しいことですよね。自分自身のことをもっともっと仲間に対して知ってもらいましょう。 魅力発信!大原中

7月8日(月)

 1学期も残り2週間となりました。今日は今年一番の暑さとなり、朝から熱中症警戒アラートも出され、要警戒の一日となりました。生徒たちは楽しみにしていた外遊びも出来ずに、恨めしそうに夏の強い陽射しを見上げていました。

 2年生は理科の授業で、木の葉が太陽に光を浴びて栄養分を作っていることについて、葉の断面を顕微鏡で観察しながら学んでいました。光合成によって植物は、デンプンを生成するそうなのですが、その模様はまるで宝石のように美しく幻想的な形をしていました。

 太陽の光は生徒たちの恨みを買うこともある一方、生き物の命を育んでもいるのですよね。生徒の皆さんも、太陽に負けない笑顔を輝かせて1学期の残りの日々を過ごしてください!

7月5日(金)

 7日は七夕です。地域の方が大原地区から見沼地域にかけて古来から七夕飾りとして用いられる「マコモ(真菰)馬」を作って届けてくださいました。職員室前に飾ってあります。この地域では七夕飾りとして、笹の葉と一緒にマコモというイネ科の多年草で向かい合った二匹の馬を作る風習があったそうです。農作物の豊作を祈るとともに、織姫と彦星がこの馬に乗って会えますようにと願いを込めたのだとか。なんともロマンチックな風習ですね!地域に暮らす者として、こうしたならわしは是非次の時代にも受け継いでいってほしいものです。

 また、この日は「ノーチャイムデー」でした。一日チャイムを鳴らさず、生徒たちが自分たちで時間を意識しながら行動しています。大原中の生徒たちはしっかりと時間を守って主体的に行動できる人が多いようです。授業にも集中して取り組んでいました。

7月4日(木)

 1年生が、さいたま市の助産師会の方を講師にお招きし、「思春期講座」を開催しました。思春期と呼ばれ、心も身体も大きく変化する年頃となり、普段はなかなか聞けない性のことについて詳しく学ぶことができました。性に関する知識は、恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、人が人として生きていくために必要不可欠な知識です。若い時から正しい知識を習得し、興味本位なネットの話題などに踊らされることなく、自分の人生に責任をもって向かい合ってもらいたいと思います。

 昔、ある映画で「性を考えることは自分の生き方そのものに向き合うこと」というセリフがありました。自分の人生も周りの人たちの人生も大切にしながら、良好な人間関係を築いていってほしいと思います。

7月3日(水)

 特別支援学級2年生の生徒たちが中央区のたい焼き屋さんで未来くるワーク体験学習を行いました。たい焼き屋さんの厨房は大変に熱く、生徒たちも汗だくでたい焼き作りを教わっていました。従業員の方たちが丁寧に教えてくださったお蔭もあり、たい焼きの生地をこねる工程も実際に焼く工程もみるみるうちに上達!鉄板を上手にひっくり返し、「どや顔」をする生徒の表情がなんとも微笑ましかったです。お客さんたちにも笑顔で接客し、「頑張ってくださいね」と声を掛けられ、嬉しそうに「ありがとうございます」と答えていました。たい焼きをとおして、働くことの喜びを覚え、笑顔の輪の広げ方を知り、生徒たちにとっては貴重な体験となったのではないでしょうか?実際に生徒が焼いたたい焼きをいただきましたが、世界一のたい焼きの味がしました(もちろん、代金は支払いましたよ)!

7月2日(火)

 陸上競技部の市学校総合体育大会が駒場スタジアムで行われました。

 今日はうだるような暑さで湿度も高く、生徒がベストなパフォーマンスを発揮できるかどうか心配されましたが、大原中の生徒たちは元気一杯にフィールドを駆け抜け、跳び、躍動していました。男子3000mでは、大原中の生徒同士で競り合う場面も見られました。

 毎日朝早くから練習している陸上競技部の生徒たち。個人種目は孤独な闘いかもしれませんが、ここまで一緒に励んできた仲間たちと一緒だからこそ実力以上のパフォーマンスが発揮できるということもあるのではないでしょうか?大原中の生徒たちは、部活動を始め、当たり前の日々の生活の中で、未来を切り拓く貴重な体験を日々積み重ねています。

7月1日(月)

 今日から7月です。1学期も残り14日となり、どの教科でもまとめの学習を行う時期となりました。1年生のGSでは、カリフォルニアのハンバーガーショップで使われている本物のメニューを使いながら、生徒が店員役とお客さん役になりきって、ハンバーガーの注文をしていました。メニューも彩り鮮やかで、給食を食べたばかりなのに、本当にお腹が空いてきました。

 遊びの要素を取り入れながらより実生活で使える会話を行うことで、生徒たちには英語への苦手意識がなくなり、より積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲が生まれるのでしょう。これからを生きる生徒たちには言語の壁を乗り越えて、地球上全ての人たちを同じ「一人の人」としてリスペクトし合える関係を築き上げてほしいと思います。

 明るく元気に、楽しみながら未来を切り拓いていってください!

6月

6月28日(金)

 大原中前進プロジェクトが開かれました。その中で、生徒全員でこれからの大原中学校の新しい在り方を考え、想像していこうという提案がされました。これまでの大原中学校を生徒自身の力で前に進めていことする「前進」から、これからの未来を「創造」していこという「大原中未来創造プロジェクト」に名前も変更されることとなりました。今後大原中学校の生徒の手で、これからの大原中学校のスタンダードを決めていこうとする大いなるプロジェクトです。その第1弾として、本校の制服について、今の時代の価値観や求められる機能性の面から見直しを図ることとしました。今後全校生徒や保護者の意見を取り入れながら、学校全体で考えていきたいと思います。話し合いの行われた教室には、既に他校で採用されている制服の見本が並べられ、実際に手に取りながら、思い思いの意見を述べていました。50年先、100年先に誇れる新しい大原中学校の伝統を築いていきましょう!

6月27日(木)

 生徒朝礼が行われました。今月は広報委員の生徒たちが委員会活動の内容を寸劇にして紹介してくれた他、イントロクイズで大いに盛り上がりました。体育館は夏の朝でムシムシとしていましたが、それを吹き飛ばすような生徒たちの元気な声でその暑さをつかの間、忘れることができました。

 大原中学校の生徒たちのよさは、何事にも本気で取り組むことができる点だと思います。学ぶときは学び、部活動も本気、遊ぶ時も夢中で遊ぶ、そうした純粋な生徒が多いことは、大きな魅力です。

 今学期も残り残り3週間となりました。1学期をとおして、これだけはやりとげたというものはありますか?思いつかないという人は2学期に向け、これを頑張ろうという決意を早いうちからしておくと良いでしょう。

6月26日(水)

 緑化委員の生徒たちが、本校のシンボルであるえんじ色のナデシコと浦和区の花ニチニチ草を植えてくれました。5月には福島県の高校生たちが「忘れ草プロジェクト」の一環として忘れな草を寄贈してくれましたが、それと合わせ、夏の日差しの中、彩鮮やかな花が咲き誇り、生徒の心の癒しになってくれるのではないかと思います。

 ところで、本校のスクールカラーがそのなでしこの「えんじ色」だということをご存じですか?実は、開校当初、生徒会で話し合われ、職員会議で決定したと、当時の職員文集に記載がありました。それによると、「くれないに逞(たくま)しい強さをまぶした色合い、それは若者の生命の根元を満たして脈打つ血液が体に栄養を与えたその瞬間の色彩」とあります。開校当初の先輩たちの思いをしっかりと受け継ぎ、そして更に新しいものを次の世代に引き継いでいきたいものです。

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