2学期
10月
10月17日(金)
オンライン朝礼で、いよいよ来週に迫った市中学校駅伝競走大会の壮行会と新生徒会役員の認証式が行われました。駅伝壮行会では、男女それぞれの駅伝部部長から決意表明があった後、全部員で決意のシュプレヒコールを挙げました。全員気合がみなぎっていて、今年も大原中旋風が荒川に吹き荒れることを期待せずにいられません!最後は生徒会長から心温まる激励の言葉が送られました。選手・サポートの皆さん、楽しんできてください!
壮行会に続いて行われた新生徒会役員の認証式では、6名の新生徒会役員一人ひとりに、校長から認証状を手渡しました。その後、新生徒会長が全校生徒に向けてメッセージを送り、今日で引退する旧生徒会役員からも退任のメッセージが送られました。いよいよこの生徒会の代で大原中学校の歴史的な大転換「制服リニューアル」を迎えることとなります。旧生徒会役員たちの代で決定された新制服が新生徒会役員によって広められます。新しい大原中学校の歴史の幕開けをこの生徒たちと一緒にみられることを誇りに思います!
「大原中の一体感すごかったなあ 生徒さんたちのまっすぐな目が素敵でキラキラしていて」10月6日放映のフジテレビ「けるとめる」に寄せられた視聴者からのメッセージ
10月16日(木)
2年生は技術の授業でなんと、ロボット作りに挑戦していました!ロボットの回路や細かい動作くを行う仕組みについて、インターネットを使って調べ、各グループが自由な発想で、オリジナリティにあふれたロボットを完成させるそうです。担当教諭が廃材を使って製作したロボットを生徒たちに実演してみせていましたが、その繊細な動きに、生徒たちから驚きの声が挙がっていました。介護や料理の配膳など、様々な職種にロボットが導入されています。後10年したら、世界はどうなっているのでしょうか?個人的に、校長室でハンコを押してくれるロボットを誰か作ってくれないかなと思ってしまいました。(笑)
3年生は、早くも「卒業制作」に取り組んでいます。生徒一人ひとりが思い描く世界を造形に表していました。草原で遊ぶ馬の親子や麦畑を貫く一本道、針金で作った樹木や紙粘土のかまきりなど、生徒たちの創造力は宇宙をも超える世界観で拡がっているようです。「卒業」という言葉で自身の創造力を完結させるのではなく、むしろここから更に、ありったけの創造力の羽を広げて自由に舞い上がってほしいと願っています。皆さんの思い描いたとおりに未来は変わっていくはず!
「子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても、芸術家でいられるかどうかだ」パブロ・ピカソ(スペインの画家)
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10月15日(水)
来週に行われるさいたま市中学校駅伝競走大会に向けた試走が、当日の会場となる荒川総合運動公園で行われました。朝方からの雨が心配されましたが、幸い降られることはなく走路のコンディションも良好。むしろ爽やかな秋風の吹く中での心地よい試走となりました。今日は、数人ずつのグループに分かれ、タイムトラアルを行っていましたが、忘れてはいけないのが、一人ひとりの細かいタイムを計ったり、ランナーに向けて励ましの声をかけたりする「サポートメンバー」の活躍です。失敗しなようにと緊張しながらラップを叫ぶ生徒たちがいるからこそ、当日大原中の選手たちが気持ちよくフィールドを駆けられることに感謝の気持ちでいっぱいです!
「私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ」チャールズ・チャプリン(アメリカの喜劇俳優)
10月14日(火)
連休明けの今日は、新人戦県大会の代表者会議があったため、大勢の先生が出張となり、自習となる授業が多くありました。中でも2年生の1クラスは、3時間も自習になるということで、そのうちの1コマを私がいただき、「宇宙制服の仕方」について生徒たちに話をさせてもらいました。宇宙制服をするために何が必要かということについて、周りの生徒たちで話し合い、「愛」「勇気」「筋肉」などというワードが出てきて、なるほどと思わせられました。生徒の皆さんには、とりとめのない話で時間を奪ってしまいましたが、私的には、久しぶりの教室の授業でとても楽しかったです。また呼んでください!
合唱コンクールまで後1週間となり、どのクラスの合唱も仕上がってきたようです。クラスごとに発声練習を行ったり、最初から男女で合わせたりとやり方は様々ですが、「良い合唱にしよう!」という思いはどこも同じようです。このクラスで合唱ができるのも残りわずか。存分に楽しんで、最高の思い出をつくってください!
「思い出に浸る暇もないってくらいの思い出作りたい」野田洋次郎(シンガーソングライター、RADWINPSボーカル)
10月10日(金)
昨日見つけた柿の木、用務員さんが早速、実をもいでくださいました。やはり甘い次郎柿だったようです。大ぶりの実がなっていて、驚きました。正門の脇のキンモクセイからも秋の香りがほんのりと漂っています。夏と冬の間の「つかの間の秋」なのかもしれませんが、学校の敷地内を歩いていると季節の変化を感じられて楽しいです。今日、10月10日は、少し前まで「体育の日」でした。昭和39年に開催された東京オリンピックの開会式がこの日に行われたことを記念したものですが、この日に会開会式が行われた理由は、過去100年に遡って、もっとも晴れの日が多かったからだそうです。確かに今日も抜けるような青空が広がっていました。
そんな季節感に浸る余裕もなく、今日は2学期の中間テストが行われました。どの生徒も全力で問題用紙に向き合っています。特に3年生は、今学期の成績がその後の進路に大いに関わるだけに、正に「必死」というオーラがどの生徒からも感じられました。行事の多い2学期の中でも、新人戦と合唱コンクールの間にあるこの中間テストは、モチベーションを保つのが難しかったことでしょう。しかし日頃の積み上げの成果と考え、この結果を次に活かしていってください!
「幸運の女神は、準備されたところにやってくる」ルイ・パスツール(フランスの細菌学者)
10月9日(木)
気が付くと、校舎脇の柿の木に真っ赤な色の柿の実がたわわに実っていました。この柿はなんという種類の実でしょうか?形からすると、渋柿ではなさそうです。食べたら甘いのでしょうか?思わず興味をそそられます。暑い暑いといいながら、季節は確実に秋になっていたのですね。
校庭から元気のよい声が響いてきたので、それにつられて外へ出てみると、3年生の生徒たちが、「アルティメット」という競技に挑戦していました。アメリカンフットボールをフリスビーで行うような競技で、フリスビーを投げ合いながら相手の陣地を攻撃するゲームです。予想のつかない飛び方をするフリスビーをなんとかキャッチしようと右往左往している姿が実に楽しそうでした。私が中学生の時は、体育の授業というと「おっかない」というのが一番の記憶ですが、こうして誰もが楽しむことで、大人になってからもスポーツに親しもうという意欲が根付いていくのでしょうね!生徒たちと一緒に自分もやってみたくなりました!
「自分を楽しませることは、あなたの可能性を広げることです」CHIE(タレント、占い師)
10月8日(水)
今週は、6時間目終了後、毎日クラスごとに合唱練習を行っています。大原中学校の素晴らしいところは、全ての行事に皆すぐ熱くなるところ。よく見ると、グループの中に担任も混じって一緒に歌っています。今年はどのクラスも完成度が高いようで、明日にでもホールに立てそうな勢いです。音楽室や教室だけでなく、廊下や階段の踊り場など校舎の至る所から元気な歌声が聞こえてくるのは、何とも嬉しい気持ちになるもの。先日ご来校いただいた橋本祥路先生も、「上手に音符を拾うことが良い合唱ではない、如何に歌の世界に入り込んで、それを自分の言葉で表現することが大切」とおっしゃっていました。合唱コンクール当日、心に何本もの矢が刺さる合唱が聴けることを楽しみにしています!
「どうやって音楽を作っているのかと尋ねられた時、ただ音楽の中に踏み入るだけだと答えます。それは川の中に身を任すようなもの。川の中のすべての瞬間が、それぞれの歌をもっている」マイケル・ジャクソン(アメリカのシンガーソングライター)
10月7日(火)
木曜日までチャレンジスクールが行われています。生徒玄関には、のぼりが秋風にはためいています。今日は昨日より5℃以上気温が下がるそうですが、このまま冬になってしまうのでしょうか…?いつまでも真夏日が続くと思ったら、急に寒くなるなんて、日本の「四季」はそのうちなくなってしまうのかもしれませんね?
昼休み、今日もたくさんの生徒が校長室に遊びに来てくれました。クイズを解いたりおしゃべりをしたり、生徒たちも思い思いに過ごしていますが、この時間が自分にとっては、至福のひとときです。事務仕事に疲れているときなどは、子どもたちの笑顔と元気な声に癒されます。こうした「小さな幸せ」があるおかげで頑張れることってあるんですよね。
昨夜、フジテレビで「けるとめる」がついに放映され、今日の学校は、その話題でもちきりでした。生徒全員が浦和レッズの選手たちと一緒に一つのことに取り組んだ感動が少しでも視聴者の皆様に伝われば光栄です。放映日までご紹介できなかったのですが、撮影日当日のオフショットをアップできるようになりましたので、ご覧ください!
「自分を励ます最上の方法。それは誰かを励まそうとすること」マーク・トウェイン(アメリカの小説家)
10月6日(月)
金曜日の中間テストを控え、今週は朝練習のない静かな朝となります。しかし、国際理解教室では、早朝からチャレンジスクールが行われ、数名の生徒が既に教科書やワークを取り出して、黙々と勉強していました。テスト勉強というと、「徹夜」というイメージがありますが、実は睡眠によって脳がリフレッシュした状態の朝に勉強した方がアドレナリンやドーパミンといった神経伝達物質が分泌され、集中力も学習意欲も高まるのだそうです。それぞれにとって効果的な学習スタイルを確立させるとよいですね!
2年生は国語の授業で、漢字のまとめと平家物語の暗唱を行っていました。平家物語は元々、琵琶法師が琵琶の音色に乗せて語ったことが始まりとされており、そのリズミカルな旋律は一度覚えてしまうと、ずっと頭に焼き付くものです。是非何度も声に出して読んでみてください。
1年生は、後期の生徒委員会決めを行っていました。どのクラスでも積極的に立候補者が手を挙げていました。「私がこの学校を必ずよくします!」という決意表明に、来年の今頃は、この生徒たちが大原中学校の中心になっているのだなと、頼もしさを覚えました。
「夢を叶えるコツは、狂ったようにほしがること」山本寛斎(ファッションデザイナー)
10月5日(日)
上木崎大原秋祭のメインイベント、神輿パレードが行われ、本校の生徒も大人用の神輿を担がせていただきました。「校長先生も担がないんですか~?」と生徒や地域の方にたくさん声をかけていただいたのですが、昨年、ほぼ最初から最後まで神輿を担いだところ、肩の皮は剥げるわ、腰は立たなくなるわで、次の週が全く仕事にならなかったため、今年は「ごめんなさい!」をさせていただきました。与野駅前を出発し、ゴールの足立神社まで2km弱の距離を約2時間の時間をかけて練り歩くのですが、地域の方たちに励まされながら、生徒たちも元気に「ソイヤ~、ソイヤ~!」と大きな掛け声をあげていました。その姿を見ていると、自分も心の中にふつふつと熱いものが込み上げてきて…!来年は必ず担がせてくださいとお願いをしてきました!そして、みんなで大原中の校歌を歌いましょう!
9月9日に本校で撮影が行われたフジテレビの新番組「けるとめる」がいよいよ明日夜11時15分から放映されます。大原中の生徒たちと浦和レッズの選手たちが全力をあげて一つのことに取り組んだ感動のドキュメント、是非ご覧ください!
「大人になって私たちは子ども時代を懐かしく思い出す。それはあの頃夢中になった様々な遊び、今は消えてしまった原っぱ、幼なじみだろか。きっとそれもあるかも知れないが、おそらく一番懐かしいものは、あの頃無意識に持っていた時間の感覚ではないだろうか」星野道夫(写真家、探検家)
10月4日(土)
上木崎大原秋祭の前夜祭が足立神社の境内で行われ、昨年に続き、今年もたくさんの生徒がボランティアスタッフとして参加しました。あいにくの雨天となり、楽しみにしていた吹奏楽部の公演は2年続けて中止となってしまいましたが、会場には今年も大勢の地域の方が集まりました。その中で生徒たちは、焼きそばを焼いたり、フランクフルトにケチャップやマヨネーズをかけたり、冷たいジュースやわたあめを打ったりと、大人の中に混じって手際よく仕事をしているのが印象的でした。地域の方たちに支えられるだけでなく、このように地域を動かしていくファクター(要素)になることで、この町がより活気のあふれるものになることを願っています。
「日本人ほど、お互い楽しく生きていく秘訣を心得ている国民は、ほかにちょっと見当たらない」小泉八雲(イギリスの文学者、紀行文作家)
10月3日(金)
新人体育大会最終日。今日は、サイデン化学アリーナで男子卓球団体戦が行われました。予選リーグに出場した本校男子卓球部は、最初緊張気味でいくつかのセットを落としましたが、周りの応援の声に励まされ、徐々に調子を上げていった様子。難しいボールを拾うだけでなく、強烈なスマッシュも決まりだし、失ったセットを取り戻していきました。結果見事予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を決めました。勝利の瞬間、会場いっぱいに響き渡いた生徒たちの雄たけびに、彼らがこの一戦にどんな思いで臨んでいたかを知ることができました。
校内では、合唱コンクールに向けた取組が本格化してきました。今日は3年生が体育館でリハーサルを行いましたが、先日の橋本先生のご指導もあったからでしょうか、この時期としては驚くほどきれいなハーモニーを聴かせてくれました。体育館のグランドピアノの音が出なくなり、小さなピアノでの伴奏となりましたが、十分に聴きごたえのある合唱でした。放課後は、どこのクラスも廊下や教室で練習を行っています。最初から全員で合わせるクラスもあればパートごとに分かれて丁寧に音をとっているクラスもありました。どのクラスにも担任が張り付き、既に「静かな闘い」が始まっているのを感じました。
「結果を出すためには、小さな成功の喜びを感じないと、なかなか継続することは難しい」小池一夫(漫画原作者、作家)
10月2日(木)
新人体育大会は昨日の雨で順延となった女子テニス部と野球部が県大会出場をかけた「負けられない一戦」に臨みました。天沼テニス公園で行われた女子テニス準々決勝では、どちらも「負けられない」という意欲が凄まじく、序盤から激しいラリーの応酬が続きました。本校の生徒たちは必死の思いでボールに食らいついていましたが、惜しくも勝利とはならず。しかしこの経験を是非次の大会での飛躍につなげてください。野球は川通球場で準々決勝を闘い、7点差を見事な集中打で逆転!県大会出場を決めました。
午後、3年生は、体育館で進路講演会を行いました。講師は、昨年度に続き実業家で美容師、カメラマン、企業コンサルタント、絵本作家としてマルチな活躍をみせる沖浜健一さんをお招きし、「なりたい自分になるために」というテーマでお話をいただきました。高校時代に学校の先生になることを目指していた沖浜さんがふとしたきっかけで美容師を目指すことになった経緯や、表参道と原宿に2店舗経営した美容室を閉じ、地元埼玉県に3店舗をオープンさせた時の思い、経営者の立場から、人のどういう姿勢に可能性を感じられるかといったこれから社会に出ていく中学生には大きな刺激に満ちたお話しを伺うことができました。休憩時間や講演終了後にも大勢の生徒が沖浜さんのところに質問をしに集まり、なかなか解放してくれませんでした(笑)。
「情報は『役に立つ/立たない』で取捨選択するのではなくて、今役に立たなくても『面白そう/面白くなさそう』で取捨選択した方が知識の幅が広がって、選択肢も広がるのでオススメです」沖浜健一(実業家、美容師)
10月1日(水)
さくら草特別支援学校の生徒2名が来校し、本校の特別支援学級の生徒たちと交流会を行いました。美術の時間を使って、樹木の絵にカラフルな絵の具を使ってそれぞれの手形を押しています。お互いの個性が調和し、華やかでにぎわいのある樹木の絵が完成しました。このような交流会をもっともっと広め、大切にして誰もがお互いを理解し合える社会になってほしいと、心から願いました。
新人体育大会も大詰めに入ってきました。今日は柔道と女子卓球の団体戦がそれぞれ、大宮武道館とサイデン化学アリーナで行われました。柔道は男女とも予選リーグで市内屈指の強豪と当たってしまい大苦戦を強いられるハメに…。体格差も全く違う相手に、しかし本校の生徒たちは躊躇せず積極的に技をかけにいっています。惜しくも一本を取れれた生徒もいましたが、どんな相手にも決してものおじしない攻めの姿勢に大変な勇気をもらいました。女子は見事に予選リーグを突破し決勝トーナメントに進出、男子もあと1勝で予選リーグ突破のところまで来ています。是非「攻めの気持ち」で男女そろって県大会出場の悲願を果たしてください!
今回、試合時間が丸かぶりで、女子卓球の応援には行けなかったのですが、こちらも見事予選リーグを突破し、決勝トーナメント進出!代わりに応援に行ってもらった教頭先生から、試合直後のとびきりの笑顔の写真が送られてきました。みんなの嬉しそうな表情から、ここまで一生懸命頑張ってきた努力の跡が伺えます。
「地球は丸い。終わりに見える場所は、また新たな始まりに過ぎないかもしれない」アイビー・ベイカー・ブリースト(アメリカの政治家)
9月
9月30日(火)
荒川総合グラウンドでは、ソフトボールの準々決勝が行われ、県大会出場をかけた大一番が行われました。本校は、序盤に失点をしたものの、その後は堅い守備で相手に得点を許さず、逆に攻撃面で盗塁やバントといった足技、小技を駆使して着実に得点を重ね、終盤ついに同点に追いつきました。しかし、最終回、失点を許しそのままゲームセット、県大会出場はなりませんでした。しかし、ここまで粘り強く相手に食らいついたことは、今後に向けて大きな自信につながったことと思います。
男子バスケットボール部も2回戦勝利し、県大会出場をかけた3回戦を闘いました。体格もスピードも地力に勝る相手チームに対し、本校の生徒たちはスタミナでしつこく食い下がり、決して大量リードを許さないまま最終ピリオドまで試合はもつれこみました。外からのシュートも決まりだし、最後の最後まで先の読めない試合となりましたが、惜しくも勝利とはならず。試合終了後、生徒たちは皆、大粒の涙を流していましたが、悔しいと思えるのは、もっとやれたと思うからな訳で、つまり、悔しさはそのまま自分たちの「のびしろ」な訳です。ここから始まる大原中学校の捲土重来(けんどちょうらい)が楽しみです!
「人間の価値とは、君がどれだけ高い位置にいるかで決まるのではない。人間の価値とは、君がどん底の谷間からどれだけ高くまで這い上がってきたか、その距離、高低差によって決まるのである」ブッカー・T・ワシントン(アメリカの黒人解放運動指導者)
9月29日(月)
「走る川」「時の旅人」「カリブ夢の旅」など数多くの名曲を世に送り出したことで有名な作曲家の橋本祥路先生が来校し、3年生に直接合唱指導をしてくださいました。先生からは、「音符を拾うのではなく、その曲にどんな思いが込められているのか、歌の世界を想像してみよう」というアドバイスをいただき、歌詞の一つひとつを自分なりに解釈して歌っていました。自分たちが歌う作曲家ご本人からご指導を受けるとあって生徒たちも最初は緊張していたようでしたが、先生のユーモアあふれる語り口に引き込まれ、教室は温かい雰囲気になりました。
新人体育大会では、アイルスタジアム浦和で野球部が2回戦でシード校と対戦、予想通り熱のこもった闘いとなりました。初回に先取点を奪った大原中ですが、その後はなかなか好機を活かせず、逆に相手チームの反撃に遭い、苦しい展開に。しかし、仲間同士大きな声をかけあい、堅い守備と3人の投手の継投で得点を許さず、見事に逃げ切り勝利しました。観客席からの大きな歓声の中、生徒たちのやりきった感満載のキラキラした表情が印象的でした。
サイデン化学アリーナでは、女子バスケットボールの2回戦が行われました。試合開始直後は、緊張もあったのでしょうか、何本もシュートを打つも得点が決められず、ロースコアの展開となりました。しかし、そこは日頃から基礎トレーニングをみっちり積んできた本校の生徒たち、苦しい中にも徐々に自分たちのペースを取り戻し、点差を引き離していきます。最後まで相手に主導権を渡さずに逃げ切った選手たちに、大きな拍手が寄せられていました!
「練習とは追及。そして、本番を楽しむための準備」渡辺貞夫(ジャズサクスフォーン奏者)
9月28日(日)
大宮国際中等教育学校体育館で、男子バスケットボールの初戦が行われました。試合開始早々、本校の生徒たちは相手陣営に猛攻を仕掛け、確実に得点を奪っていきます。その後も一切油断することなく、手を抜くこともなく、最後まで全力のプレーをみせ、見事勝利!勝ち負けもそうですが、それ以上に、相手チームを常にリスペクトし、全力で臨むチームスタイルに清々しさと好感をもちました。
サイデン化学アリーナでは、女子バレー部が初戦に登場。今回はシードとして相手から追われる立場でしたが、彼女たちの最大の魅力は、多少のことではへこたれない、底抜けの明るさです。試合中も大きな声で仲間を励まし、鼓舞し、少しでも緊張感を和らげようとしていました。試合はその元気なパワーが最初から全開となり、見事2-0でストレート勝ち。このまま県大会出場を目指して頑張ってください!
「日夜大きなプレッシャーがあるのです。笑わなければ死んでしまうでしょう」エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)
9月27日(土)
新人体育大会が市内各会場で本格的に始まりました。岩槻文化公園体育館では男子バレー部が県大会出場をかけた一戦に臨みました。序盤から強烈なサーブが何本も決まり、試合の主導権を握った後は、丁寧なレシーブと的確なトス、左右へ振り分けるスパイクが面白いように決まり、2ー0で見事に勝利。7年ぶりとなる悲願の県大会出場を決めました!
レッズハートフルフィールドでは、サッカー部が初戦を戦いました。初戦から強豪と対戦し、相手のスピードに押されながらも、これまでの練習で培ってきた連係プレーで再三相手ゴールを脅かしますが、ここ一番のシュートを決めきることができずに惜敗。しかしこの経験を次に活かし、今度こそ、勝利の雄たけびをみんなであげましょう!
「真の栄光とは、勝ち続けることではなく、一旦敗北にまみれても、再び立ち上がり、勝利することである」ビンス・ロンバルディ(アメリカのアメリカンフットボールコーチ)
9月26日(金)
陸上競技の新人体育大会が駒場スタジアムで開催されました。この会場は選手が待機するスタンドと学校関係者や保護者が観戦するスタンドが分かれていて、普段は出場する選手と話をすることができないのですが、今日は、幸運にもレース前の招集を受けている1年女子400mリレーに出場する生徒たちに声をかけることができました。緊張の中にもこれから上がる大舞台への期待でキラッキラした表情が素敵でした!今日はリレー種目を4つ観戦しましたが、どのレースも生徒たちが気持ちでバトンをつないでいる気がしました。最後まで全力を尽くしてゴールテープを切るその姿に、観客席から惜しみない拍手が送られていました。
「あなたは過去の自分がたすきをつないだアンカーである」岩本能史(ウルトラマラソンランナー)
9月25日(木)
今週末から本格的に始まる新人体育大会へ向けての壮行会が行われ、各部の部長から大会へ向けて力強いメッセージが発せられました。大原中学校では、運動部だけでなく、これからのコンクール等に向けて文化部の部長からも決意表明が行われています、どの部長も大きな声で、そして心のこもったメッセージを伝えられたと思います。ある部の部長が言った「全勝必笑(ぜんしょう・ひっしょう=全て勝って、最後は必ず笑って終わる」という言葉がとても印象に残りました。壮行会の最後は、これから進路という大きな「大会」に臨む3年生を代表して生徒会長が「どのような結果になったとしても、その時その場でベストを尽くします!」という頼もしい宣言がされ、1・2年生から大きな拍手が送られました。大会もコンクールも受験も大原中学校が一丸となったチームワークで臨みましょう。目指せ、宇宙制服!
「チーム全体のプレーがその成功を左右する。個々のスター選手が世界一の集団であっても、彼らが一緒にプレーしなければ、クラブは一銭の価値もない」ベーブ・ルース(アメリカのプロ野球選手)
9月24日(水)
今日は第1回のさいたま市学力検査が行われ、3年生の生徒たちは真剣な表情で問題用紙に向き合っていました。市内の中学3年生が一斉に受検し、進路決定の重要な資料ともなりますので、かなりの緊張感をもって試験に臨んでいる生徒が多かった様子です。いよいよ受験の季節到来といったところでしょうか?春はもうすぐそこまで来ています。自分の力を信じて頑張ってください!
1年生は数学の授業で、距離と時間と速度の関係を立証する計算式を考えていました。正解は「2km」なのだそうですが、その距離にたどりつくよう、距離と時間の関係を色々な形の式に置き換え、仲間たちと「あ~でもない、こ~でもない」と相談し合っています。与えられた式から解を導き出すのではなく、正解に合う式を作るという逆転の発想がとてもよいと思います。新しい時代の新しい学習の在り方を見たようです。
「常識外れの思想をもつことを恐れてはいけない。今日の常識のほとんどは、元々常識外れの思想から生まれているのだから」バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)
9月22日(月)
今日は教育実習生によるG・Sの研究授業が行われました。英語で話す言語活動の時間を少しでも長く確保しようと、プリント配付の仕方やICT機器の効果的な利用など、随所に工夫が見られた良い授業でした。英語で話す場面も少人数のグループだったり大勢のグループだったり、様々なシチュエーションに応じて形態を変えています。国際社会を生き抜く上で、色々な場面を想定して話す力は、大変に重要だと感じました。
午後、生徒会役員選挙が行われました。現生徒会長から、「変わりゆく大原中学校の歴史の中で、この選挙は大きなターニングポイントになる」というスピーチに影響されたせいでしょうか、どの候補者たちも「大原中学校をよりよくしたい!」という熱い想いのこもったスピーチを行うことができました。また、候補者だけでなく、応援演説も「この人なら絶対に大丈夫!」という力のこもったものばかり。それが体育館全体に広まり、生徒たちも真剣な表情で演説に聞き入っていました。投票の際も全く無効票が出ず、充実した生徒会選挙が実施できたようです。来年からの新制服導入に伴う「新生大原中学校」の初代生徒会役員となる6名には、是非、生徒たちの中心となって活躍してほしいと願います。
「誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる」アルトゥール・ショウペンハウアー(ドイツの哲学者)
9月20日(土)
木崎小学校で「ふれあい祭り」が開催され、本校の生徒たちもボランティアとして参加、ゲームやワークショップの運営をお手伝いさせていただきました。小学生や地域の方たちと和気あいあいとした雰囲気の中で楽しい時間を過ごすことが出来た様子。ワークショップで鮮やかな手さばきを見せ、小学生たちから「すごーい」と称賛されて、皆まんざらでもない表情でした。こうして積極的に地域の方との交流を深めることで、大原中学校について知っていただくとともに、生徒たちも「地域に頼られている」ことを実感することで、より積極的に地域に貢献しようという思いが根付いてもらえたら、これ以上の喜びはありません。
「社会はひとつの船のようなものだ。誰もが舵をとる準備をせねばならない」ヘンリック・イプセン(ノルウェーの劇作家)
9月19日(金)
学活の時間、どのクラスも合唱コンクールに向けた「クラススローガン」を決めていました。どんな歌を歌いたいか、積極的な協議が行われています。中には別室で対策会議を行っていたクラスも!同じ歌でもその歌にどんな思いをこめるかは、生徒一人ひとりによって、随分違うものだなと感じられました。めいめいの違う味が合わさってコトコト煮込むことによって、そのクラスにしか出せない深いコクのある味が出せるのでしょう。一つの合唱を完成させるのって、なんだかシチューを作りに似ていますね。お店の味ではなく、家でしか味わえない家庭の味。たくさんの個性という具材をじっくり時間をかけて、最高の味に仕上げてほしいものです。
「料理は、材料や調理技術も大切だけど、心を込めて作らなきゃ、絶対においしい料理なんかできないです」村上信夫(フランス料理シェフ)
9月18日(木)
前期最後の生徒委員会が行われました。3年生が中心となる最後の委員会です。各委員会では、執行部からこの半年間の総括について話があり、後期の委員に引き継いでもらう内容について話し合いがもたれました。来週には、生徒会役員の改選があり、名実ともに2年生が学校の中心となってこの大原中学校を動かしていくことになります。考えてみれば、今の3年生の代は、「新制服の決定」という、大原中学校の歴史に残る偉業を成し遂げました。次の代も3年生の志をしっかりと受け継ぎ、この学校が誰にとっても安全で楽しい居場所となるよう、また新しいことに挑戦していきましょう。今度はどんな発想で、どんな新しいプロジェクトが生まれるのでしょう?今からとても楽しみです!
「他人の成功を助けることによって、自分が最も早く、最もよく成功することができるというのは、文字通り真実である」ナポレオン・ヒル(アメリカの作家)
9月17日(水)
1年生の家庭科と音楽で、教育実習生による研究授業が行われました。家庭科の授業では、「受け継がれてきた食文化」について、地域によるお雑煮の違いを各自書籍やインターネットを駆使して調査し、調べた内容をグループで共有していました。地域によってみそ仕立てやすまし仕立て、各餅に丸餅といった違いに生徒たちも驚いたようです。音楽の授業では、合唱コンクールに向けて、どうすればきれいな混声合唱が完成するか、パートごとに話し合い活動を行っています。また他のパートの合唱を聴いて、どうすればさらに良くなるかについて、積極的にアドバイスも行っていました。主体的に考え、調べ、協議したことをもう一度考えることで、「探求的な学び」が生まれます。本格的なデジタル化社会の到来に向け、学校の授業の在り方も変わっていかなければなりません。
「変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気付く」エリック・ホッファー(アメリカの社会哲学者)
9月16日(火)
1年生理科の公開授業が行われました。今日は、あの手この手で様々な気体を見分ける実験です。個人で考えたことをグループで共有し、協議しています。気体を見分けるために、入浴剤や洗浄剤、卵の殻に、お酢、大根おろしまで登場して、いったいこれでどうやって気体を見分けるのだろうと思いましたが、そこは生徒たち、次から次へとアイディアを出して、課題解決に近付いています。先生が実際に気体を取り出す実験を見せていましたが、生徒たちは皆、食い入るような眼差しを向けています。自分で考え、推理したことには誰でも興味津々。そうした一人ひとりの「気付き」を「確かな学び」につなげていく学習者主体の授業改善を今、大原中学校は目指しています!
「発見とは、皆が見たものを見て、皆が考えなかったことを考えることである」セント=ジェルジ・アルベント(ハンガリーの生理学者、ノーベル生理医学賞受賞)
9月12日(金)
1年生が国語の授業で、「本の魅力を伝えよう」という発表形式の授業を行っていました。それぞれの「お気に入りの一冊」を持ち寄り、どこが面白かったのか、どんな人に読んでもらいたいのかといったことについて熱心に語っていました。本の内容は今流行りの小説やエッセイだけでなく、自然科学系だったりスポーツ科学的なものだったり、絵本もあったりと、実にバラエティに富んでいました。またその本の内容についてクラスの生徒たちから2分間の質問タイムがあったのですが、次から次へとたくさんの質問が飛び出し、生徒たちの読書への関心が予想以上に高いことに驚かされました。読書をとおした活動は、今後ビブリオバトルなど本格的な活動につなげていく予定です。感受性が豊かな中学生の時の読書は、一生心に残るもの。皆さんもたくさんの良い本と出逢ってください!
「書物の新しいページを1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく」アントン・チェーホフ(ロシアの劇作家)
9月11日(木)
2年生は、技術の授業で、「人が闇バイトに引き込まれる罠」について、ロールプレイングゲームで学んでいました。便利なSNSの中に潜む闇について、リアリティのあるアニメーションと本物そっくりのインターネットやブログを見ていると、いつの間にか個人情報を引き抜かれ、どうしようもない状況に追い込まれてしまいます。日頃スマホ等でインターネットには慣れているはずの生徒たちからも「こわっ!」という恐怖の声がそこかしこで沸き起こっていました。便利なツールには必ず落とし穴があるということを理解して使用しなければならないということを改めて理解できたようです。
2年生の別のクラスは、家庭科の授業で調理実習を行っていました。今日のメニューは「しゅうまい」です。皆先生の指示に従いながらおっかなびっくり、玉ねぎを刻んでいました。私が中学生の頃、男子には家庭科の授業はありませんでした。男子は技術、女子は家庭科の授業が当たり前でしたが、現在の男女平等の世界ではありえない考え方といえるでしょう。自分自身、中学生の頃にもう少し料理や裁縫を学んでおけばよかったと思うことがよくあります。生徒の皆さんも中学生のうちに、社会へ出るために必要なスキルをしっかりと身に付けてください!
「人生の初期において最大の危険は、リスクを犯さないことにある」セーレン・キェルケゴール(デンマークの哲学者)
9月10日(水)
教育実習も後半に入り、実習生による授業が行われています。まだまだ緊張している様子ですが、この体験は、実習生にとって、何ものにも代え難い貴重な体験になることでしょう。私も「先生になろう!」と決めたのは、教育実習の時でした。あの時の生徒たちとの出逢いがその後の人生を決めたと言っても過言ではありません。生徒の皆さんは、これから教育現場で頑張ろうと意気込んでいる実習生たちを温かく応援してあげてください。3年生では、早くもその実習生による研究授業が行われていました。グループ学習をとおして、生徒たちの思考力を広げていこうという工夫が随所にほどこされていて、とても立派な授業でした!
「教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある」ラルフ・ウォルドー・エマーソン(アメリカの思想家)
9月9日(火)
フジテレビによるテレビ撮影が本校で行われました。今回の撮影は浦和レッズの全面協力で行われた企画です。番組の内容についてはまだ公表できませんが、全校生徒が撮影に参加しました。撮影は、5・6時間目に行われたのですが、早朝からたくさんのスタッフが来校し、入念な打ち合わせとカメラのセッティングなどの作業を行っていました。特に生徒の安全については、何度もシュミレーションを行い、万が一にも不測の事態が起きないよう配慮していただきました。番組内のミッションは非常に難しいものでしたが、最後まで生徒たちは大いに盛り上がり、大歓声が沸き起こっていました。そしてそれと同じくらい、一本の番組が出来るまでにどれほど多くのスタッフが時間をかけて丁寧な作業を行っているかが分かり、良い勉強になったのではないでしょうか?撮影終了後、プロデューサーの方に逆取材を行った生徒もいました。将来、テレビ業界で活躍してくれる生徒がいたら嬉しいです!
「こころが燃える仕事を選びなさいよ。失敗しても大丈夫だ。いくつになってもやり直しはきく。君がその気になりさえすれば、道はあるから」高田純次(タレント、俳優)
9月8日(月)
合唱コンクールに向け、各クラスの取組が熱を帯びてきました。指揮者、伴奏者も決定し、音楽の授業では、早くもパート別に分かれて練習しています。中学生の合唱コンクールというのは何故でしょう、いつになっても思い出として残っているものです。私は中学2年生の時に歌った「翼をください」で最優秀賞を受賞し、埼玉会館で行われた小中合同音楽界に出場したことを今でも鮮明に覚えています。その年、担任の先生の結婚式にサプライズで登場し、クラス全員でこの歌を歌ったことも良い思い出です。生徒の皆さんも一生に一度の、今のクラスでの合唱コンクール、思い切り楽しんで、そして忘れられない思い出を作ってください。
放課後、緑化委員会の生徒たちがプランターに日日草を植えてくれました。可愛らしいこの花は、浦和区の花にもなっています。先生と生徒で丁寧に水やりをしてくれる姿に、なんとも言えないほっこりとした気持ちになりました。
「日常は同じような繰り返しに見えるかもしれないが、生きているということは、毎日初めての一瞬を積み重ねること」龍村仁(ドキュメンタリー監督)
9月7日(日)
フジテレビのスタッフの方たちが再度来校し、9日の撮影に向けて、サッカー部の生徒たちと入念な打ち合わせを行いました。10月6日(月)23時00分から始まる新番組の目玉となるコーナーのその第1回目とあって、スタッフの方からも熱のこもった指示が飛んでいました。撮影の進行手順に加えて、番組のクライマックスとなる場面のリハーサルも行いました。2階の非常階段からサッカーボールを落としていますが、これは一体何を行っているのでしょうか?最初はテレビに映れると大騒ぎだったサッカー部の生徒たちでしたが、番組内で生徒が行うミッションの困難さを知るに至って、表情は真剣そのものとなっていました。スタッフの方からは大原中の生徒なら絶対に大丈夫ですと、太鼓判をいただきましたが、果たしてどうなることやら…。明後日の撮影、大原中学校全体で盛り上げていきましょう!
「大切なのは『言う』ことではなくて『やる』ことだ」アルベルト・ザッケローニ(元サッカー日本代表監督)
9月5日(金)
台風15号の接近に伴い、今日は午前中で授業を打ち切り、生徒は全員下校となりました。自然災害はいつどこで発生するか分かりません。丁度今週が防災週間であったことから、朝、全校生徒で「シェイクアウト訓練」を行いました。これは、地震発生時に身を守る安全行動を習得するための訓練です。「どうせ訓練だから…」と軽い気持ちで考えるのではなく、「もしこれが本当に起きたら…」と考え、どうやって身を守るか、どこへ逃げればよいか、家族との連絡はどうやってとるかということについて、日頃から考えるようにしましょう。
芸術の秋!美術部の生徒たちが、先日の中学校美術部展に出展した作品を校舎2階に展示してくれました。一つ一つの絵に生徒からのメッセージが込められていて、なるほどと思う絵画ばかりです。なんだか職員室前の廊下が華やかになった気がします。今後、地域の公民館の文化祭にも出品する予定ですので、保護者や地域の皆様も是非ご覧ください!
「最悪に備えさえすれば、最良を望むことに害はない」スティーブン・キング(アメリカの小説家)
9月4日(木)
学活の時間、2年生は、先日各自が描いた「絵日記」を基に、夏休みの思い出について1分間スピーチを行っていました。クラス全員が原稿なしで、1分間思い思いの経験談を述べています。和やかな笑い声の中にも、1分間という時間の使い方が難しいようで、多くの生徒が苦戦していたようです。今の2年生が高校を受検する令和9年度の埼玉県公立高等学校入学者選抜から「My Voice」という1分間の自己PRの場が新たに設けられます。これからの時代を生き抜いていくためには、自分自身が何を思いそれをどう相手に理解してもらうかという、「プレゼン力」が必要不可欠になると思われます。日頃の学校生活の中で、少しずつ今日のような経験を積み重ねていくことが大切なのではないでしょうか?
「やったことは、例え失敗しても、20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後に後悔するだけだ」マーク・トゥェイン(アメリカの小説家)
9月3日(水)
今日は、各学年のG・Sの授業を見比べてみました。1年生は、外国の方に日本の美味しい食べ物を紹介する文章を作成していました。インターネットで和食の魅力や特徴について調べ、それを頑張って英訳しています。2年生は、ペア学習を行っていました。片方が教科書を読み上げ、もう片方は、相手が読み上げた内容を教科書を見ずにそらで再度言うという活動を繰り返し行っていました。しっかりと意味が分かっていないと、正確に言い直すことは難しいそうです。3年生は、教科書の内容を要約して、自分の言葉でALTの先生に説明していました。内容を頭の中で整理して、分かりやすく相手に説明する力は、日本語でも絶対に必要な力です。私は、中学生時代、英語の成績が一番よかったのですが、大人になってみると、その時勉強した力が全く活かせないことに愕然とさせられています。考えてみれば、テスト前に教科書の本文と日本語訳を丸暗記していただけでした。今の中学生たちのように実効性を意識した言語活動の重要性を改めて認識した次第です。
「人は、人生が公平でないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。そしてただ、自分の置かれた状況の中で最善を尽くすべきだ」スティーブン・ホーキング(イギリスの物理学者)
9月2日(火)
1年生は理科の授業で質量と体積から密度を求める実験を行っていました。古代ギリシアの天才数学者アルキメデスの原理と呼ばれるもので、試験管の中に、同じ体積の銅と鉄とアルミニウムを入れてそこからあふれる水の量を計っています。昔、アリストテレスは、お風呂から溢れたお湯を見て、この原理を発見したという有名な説話が残っています。日常生活の何気なく、些細な出来事に大きな発見が見つかることもあるのですよね。生徒の皆さんも毎日の生活の色々なことに目を向けて、小さな気付きを大切にしてほしいと思います。
午後、東京から某テレビ局のスタッフの方が来校し、「ロケハン」と呼ばれる作業を行っていました。一体これから何が行われるのでしょう?生徒の皆さんには近日中に公表します。お楽しみに!
「何かができる環境にある人よりも、やる気がある人の方が事を成就する」アルキメデス(古代ギリシアの数学者)
9月1日(月)
今日から9月ですが、相も変らぬ猛暑日が続いています。今日から後期教育実習が始まり、7名の実習生がオンライン朝礼で自己紹介を行いました。皆、教師になりたいという夢をもって生徒の前に立っています。是非その夢がかなうよう、生徒の皆さんから積極的に話しかけ、たくさん教えてもらってください!また、朝礼では、22日に行われる生徒会役員選挙について、選挙管理委員会から告示がありました。次の大原中学校を支える核になってくれる生徒は誰になるのでしょうか?他人事ではなく、生徒全員が自分事として捉えてほしいと思います。
1年生は、国語の授業で、季節外れの(?)百人一首を行っていました。ほとんどの生徒が初めての経験だったようで、配付されたプリントとにらめっこしながら、おっかなびっくり札に手を伸ばしていました。百人一首を覚えるコツは、何度も声に出して句を読むこと!「和歌」と呼ばれる句は、過去の時代のベストヒットです。何度も声に出して歌ってみると、独特のリズムがあることにすぐ気が付くと思いますよ!
「ほかの人にやさしくできる人は、感謝されなくたって、そうすることができるんだ」ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家、気象学者)
8月
8月29日(金)
今日から給食が始まり、通常の活動に戻りました。1年生は合唱コンクールに向け、既にパート別練習を開始しました。まだまだ他のパートにつられ、自分の音をしっかり把握できていないようでしたが、これからどのクラスも練習を重ねることで、真似のできない唯一無二の合唱が完成することでしょう。それがとても楽しみです!
2年生は国語の授業で、「一切カタカナを使わずに説明し、それが何かを当てる」ゲームを行っていました。カードにカタカナ語のお題が書かれていて、それをカタカナなしで説明します。「校長先生も是非」と言われて私が引いたカードのお題は「アフリカ」!説明するのは大変でしたが、日本語の奥深さを改めて感じました。
3年生は6時間目の総合的な学習の時間で、進路について学んでいました。それぞれが行きたい高校にどのような特色があるか、インターネットやパンフレットで調べています。私は偏差値だけで高校を選んだために、入学後大変な思いをした経験があります。自分が受験したい高校にどのような特色があり、卒業後はどのような進路に進む生徒が多いのか、今からしっかりと調べておくことは、大変に重要なことだと思います。
「人は何か一つくらい誇れるものを持っている。何でもいい。それを見つけなさい。勉強が駄目だったら運動がある。両方駄目だったら、君には優しさがある」北野武(タレント、映画監督)
8月28日(木)
今日は学年内授業が行われました。そのうち1時間を使って、全学年でGTECK(英語4技能検定)を行いました。これは、「読む」「書く」「話す」「聞く」の四つの技能を測定するものです。さいたま市は英語力日本一を謳っていますが、こうした実践的な英語力の育成を日頃から図っています。
1年生は、全クラスで、この夏休みの思い出を「絵日記」にまとめていました。家族でどこかへ出かけたり、友達と遊びに行ったり、ひたすら部活動に打ち込んだりと、十人十色の思い出があるようですが、皆この夏休みを謳歌することが出来たようで、何とも微笑ましい気持ちになりました。
また今日は、身体測定も行われました。「校長先生、身長伸びました!」とたくさんの生徒がどや顔でアピールしてきます。確かに、しばらく会わない間に見違えるほど背が伸びている生徒が大勢いて驚かされました。表情も凛々しくなっていて、どの生徒も着実に大人の階段を上っているのだなと実感した次第です。
午後、浦和警察署署員の方を講師にお招きし、「不審者対応訓練」を行いました。警察官の方が不審者役になって、ロールプレイを行いましたが、その迫真の演技に、ほとんどの教職員が「頭が真っ白」の状態になってしまいました。そうならないためにも日頃からあらゆる可能性を想定し、シュミレーションしていくことの大切さを職員全員が実感しました。大原中学校の教職員一同、生徒が安心・安全に学校生活を送れるよう、全力で取り組んでいきます!
「自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる」吉田松陰(幕末の思想家)
8月27日(水)
夏休みが終わり、今日から2学期です。学校に生徒たちの元気な声が戻ってきました!今日も猛暑日となったため、始業式はオンラインで行われました。長い夏休みの後でボーとしてしまったのか、校歌の歌声はやや小さかったようです。2学期は合唱コンクールもありますので、心のこもった大きな歌声が聴かれることを願っています。始業式に続いて、この夏、全国陸上競技大会に参加した生徒と市中学校等英語弁論・暗唱大会の暗唱の部で1位になった生徒の発表が行われました。夏休みの間、努力を続けたことで大きな成長を遂げた姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。2学期も全ての生徒が明るく楽しい生活を送れるよう、皆で一緒に盛り上げていきましょう!
「自ら成長し、人々の成長にも協力せよ。それが人生を生きることである」レフ・トルストイ(ロシアの文豪)
8月22日(金)
さいたま市中学校等英語弁論・暗唱大会が浦和コミュニティセンターで開催されました。本校からは暗唱の部に3名、弁論の部に2名の生徒が参加。いずれも力強いスピーチを聞かせてくれました。今後日本は間違いなく、益々国際化の道をたどっていくことでしょう。日本語にせよ英語にせよ、自分の思うことや主張を分かりやすく的確に相手に伝えるスキルは、必ず必要になります。中学生のうちからしっかりと練習しておくことは、非常に大切なことだと、改めて感じさせられました。
今、さいたま市文化センターでは、さいたま市中学校美術部展覧会が開催されています。夏休み中、本校美術部の生徒たちが精魂込めて製作した作品も展示されています。作品に添えてある生徒たちのメッセージを一つひとつ読んでいると、どの作品にも生徒の子どもらしい願いや思い、夢があふれていて、胸が熱くなるのを覚えました。
夕方、学校近くの農道添いにある向日葵畑を通ると、夕日を浴びて満開の向日葵たちが黄金色の輝きを放っていました。自分自身が生徒たちが描いた絵画の世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。夏休みももう終わりですね…。生徒の皆さんは、ひと夏の思い出、出来ましたか?
「顔を太陽に向けると影が見えなくなります。向日葵がいつもやっていること」ヘレン・ケラー(アメリカの社会活動家)
8月8日(金)
千葉県国際総合水泳場で関東中学生水泳競技大会が行われ、本校からも1名の生徒が女子200m個人メドレーに出場しました。さすがに一都六県の代表が集まるだけあって、選手たちの泳ぎ方には、大変な迫力があります。本校の生徒は第4レースに出場し、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と他の選手に引けをとらない見事な力泳をみせてくれました。結果は惜しくも決勝進出とはなりませんが、このような立派な会場で、関東の一流選手たちとともにレースができたことはこれからの人生においても大きな自信となることでしょう。この経験を、人生の次のステージに向けたステップにしてくれればと思います!
「ポジティブな方の心が、辛い心を包んでくれて、感じないようにしてくれていた」池江璃花子(水泳選手)
8月5日(火)
福島県の高校生が栽培した忘れな草を育てることで、東日本大震災からの復興を共に願う「忘れな草プロジェクト」について、同プロジェクトを運営する一般社団法人ほのぼの運動協議会の方と本校生徒会の生徒たちがオンラインでミーティングを行い、交流を深めました。この協議会を立ち上げた理事長の方は、日本ケンタッキーフライドチキンの元CEOで日本第1号店の店長も務められた方です。ケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネル・サンダースは、若い時から数多くの苦労を重ね、65歳で今の会社を立ち上げたそうです。今の自分があるのはたくさんの人の支えがあったからこそだから、今度は自分が社会にそれを返したいという思いがこのほのぼの運動協議会の理念につながっているとのこと。この理念に多くの企業が賛同し、「忘れな草プロジェクト」も今や全国的な広がりを見せています。こうした企業を中心とした社会貢献の在り方について直接経営者の方から話を伺う機会は初めてで、生徒たちも興味津々な様子。たくさんの質問を投げかけていました。
この日のミーティングには、大原中学校区の上木崎小学校、針ヶ谷小学校の先生方も参加してくださいました。忘れな草一鉢からの思いやりを大原中学校区全体に広げていきたいと思います!
「私にはたった二つのルールしかなかった。『できることはすべてやる』『やるなら最善を尽くす』。これが何かを達成する感覚をつかむ唯一の道だ」
「人を幸せにすることに引退はない」カーネル・サンダース(アメリカの実業家、ケンタッキーフライドチキン創業者)
8月4日(月)
県大会が終わり、早くも新チームによる活動が始まっています。ソフトボール部は市夏季大会を見事勝ち抜き、準決勝に進出しました。さすが準決勝ともなると相手も隙がなく、逆にわずかなチャンスを確実にものにしてきます。今日は序盤に4点差をつけられ苦しい展開となりましたが、4回に2本の本塁打を含む猛攻で一挙6点を挙げ試合をひっくり返し、そのまま最後まで逃げ切り。見事決勝進出を果たすことができました!暑い中で熱中症に注意しての試合となりましたが、最後まで集中力を切らさなかったのは、日頃からの地道な練習の成果と言えるでしょう。試合後ハイタッチをし合う選手たちの笑顔がなんとも言えず眩しかったです!
午後、針ヶ谷公民館と北浦和針ヶ谷地区社会福祉協議会の共催による「あそびの広場・ハッピーランド」が針ヶ谷公民館で開催され、多くの子どもたちで賑わいました。本校の生徒たちもボランティアとして運営をお手伝いし、アイロンパッチや小学生と将棋の対局を行っていました。夏休み、積極的に地域に出て大人の方や子どもたちと触れ合うことで、自分自身がこの地域で必要とされていることを実感するよい機会になったことと思います。
「やった!もう一つ試合が出来るね♪」 試合終了後の、ソフトボール部の生徒の一言